入国制限の緩和から1ヵ月

COE発行から1年以上、日本への渡航が出来ていないベトナムのエンジニア達。

ERFSへの登録が再開されて受付済証の発行を受けてから1カ月が経過した今、来日はまだまだこれからといったところです。


・ERFSへの登録 「サクッと完了」

 受入管理者によるERFSへの登録は非常にシンプルになっていて、必要な情報を入力後は10分程度で受付済証が発行されました。申込殺到によるサーバートラブルを危ぶむ声も沢山ありましたが、とてもスムーズに進んだのではないかと思います。

 ※ここまでシンプルだと、必要があったのかな?とさえ感じます。

 受付済証については発行完了の通知は無いようで、管理画面上でダウンロードできるようになっている事に気づきにくい仕様になっていたので要注意かと思います。


・査証申請 「牛の歩みに似て…ゆっくり慌てず」

 ベトナムでは大使館等への査証申請は、指定代理店を通じて行うようになっているそうです。受付済証には受け取った本人が査証申請をする様にとなっていますが、いきなり大使館を訪ねても受け付けては貰えないようなので注意が必要です。

 代理店にて情報を集約し、大使館から申請可能の連絡を受けた方から順次査証が申請できる状況のようです。大使館へ査証申請が完了したら、概ね1週間程度で査証が発給されていますが、代理店へ申し込んで順番待ちをしている時間の方が長いです…

 査証申請をしてずっと待っているという方も多いですが、代理店で足止め状態の方が大変多いのかなと思います。


・航空券 「霧の向こう側」

 留学生優先の影響なのか、エンジニア(技人国)に割り当てられた枠は非常に少ないようです。予約システム上で割り当てられた数少ない枠を代理店が取り合っている状況が目に浮かびます。

 日本に到着している航空機が満席になっているという情報をあまり聞きませんので、一国ではなく、日本に入国する国・地域全体で人数を管理しているのかもしれないですね。

 短期ビジネスやプライベートでベトナムを訪問する日本からの旅客の帰国にも席が必要になるので、少しでも早い来日を願い、この時期のビジネス・観光・一時帰省での短期渡航はみんなで控えたいところです。

 


ベトナム人財事業【tact-system Co.,Ltd.】

タクトシステム株式会社 海外人材事業を紹介するホームページです。 ベトナム社会主義共和国の人材を日本国内の企業に紹介する事業を立ち上げました。 まだ、取り組みを始めて日が浅いですが、日本に憧れを持つベトナムの若者と、事業の若い担い手を求めている企業がWINWINの関係になれるよう一歩一歩進めてまいります。